東京の快適な一人暮し 快適な家具23
【”すのこ”のぬくもり】
すのこ=(簀の子)とは太い木の横板に薄い木の板を打ち付けたものである。
構造は単純だが、思い出してみると子供の頃はあちらこちらで見かけた。
例えば、学校では下駄箱置き場(新潟発 木になるハナシをしましょうより)やコンクリートの渡り廊下に敷かれていた。
掃除当番の時は、”すのこ”が重くてどけるのが面倒くさいとしか思えなかったが、今にして思えば懐かしい思い出である。
確か、銭湯での下駄箱置き場(ぜいりしブログ より)も、すのこ敷きが多かったように思う。
まだ小学生の頃、とうとう我が家にもお風呂ができた。
お風呂と言っても大きな楕円形の木桶のイメージ(木の家具 家具屋の女房奮闘記&釣り日記より) で、燃料は店で売る乾物が入ってくる木の箱を解体した薪だった。
台所が脱衣所代わりで、その奥に曇りガラス戸を隔てて、コンクリート敷きの床があり風呂桶はその上に乗っていた。
風呂桶から出ると、洗ったりする時の居場所になるのが”すのこ”だった。
思えば今日では洋室の生活が中心になってしまい、フローリングの床以外、足が木に直接触れるということが少なくなくなってしまったが、たぶんあれが足に感じた木のぬくもりだったのだろう。
そう言えば、母が押入れの床に敷いていた(『ハウスキーピング協会がお届けする~整理収納のコツ~』より)のも覚えている。
滑り止めや足が直接冷たい部分に当たるのを避けてくれるだけではなく、木が水気を吸い取り湿気の多いところで重宝がられるということを知ったのはかなり後のことである。
最近は布団の下にすのこを敷いた”すのこベッド”なるものも登場している。
(例:棚付き桐すのこベッド セミダブル)
(通気性がよく、湿気を逃がす。ふとんに湿気がこもりにくいすのこ仕様。床面の高さを2段階に調節可能。小物が入る引き出し付)
省スペースを求めるなら
(例:通気性抜群!快適快眠ひのきスノコベッド ワイドシングル(ナチュラル)木製折りたたみベッド 布団があっても簡単に折りたたみ出来ます。お布団がないときは約1Kgの力で折りたためます)
が便利だろう。
こんなベッドで寝ると涼しいだけではなく、きっとの子供の頃の懐かしい思い出につながるような夢を見るのではないだろうか。
★★オススメの快適ベッドを教えてください
☆☆快適生活をご紹介してください
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