【町の魚屋さん】
かつて実家が駅前で食料品店を営んでいた時、同じ通りの並びの角に魚屋があった。
そしてこの家の娘と同級生だったため、互いによく遊んだ。
透明な冷蔵ケースの中には今朝河岸から上がった魚がたくさん並んでいた。
水を張った樽の中にはまだいきのいい魚が泳いでいた。
その横には大きく厚いまな板が机のように置かれていた。
店の親父さんは、客から注文がある度に、ケースや樽の中の魚を、出刃包丁
そんな光景が当たり前の商店街だった。
現在の我が町にも、何軒か昔風の魚屋さんがある。
生きている魚がいる訳ではないが、その中の一軒は頼めば、三枚におろしてくれたり、刺身にしてくれたりというのは同じである。
最近ではスーパーでも、その場での加工のサービスがあるようで、買い物している時に出来上がりのアナウンスが流れたりする。
「今日は鮪と鯖がいいのが入ってますぜ」
魚屋の親父さんが近所のお客に、オススメの魚と魚の美味しい料理法の話をしながら、目の前でさばいてくれる。
そんな光景が懐かしく思い出されるのである。
★★オススメの快適な街の風景を教えてください
☆☆快適生活を綴ってください
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