<学生服を貸して>
高校最後の文化祭だったと思う。
同学年の女生徒から「学生服
何でも文化祭で、女生徒数人がそれを着て舞台で、男子応援団のマネを演じるという。
後で聞けば、その舞台で演じるという目的以外にも、一度男子学生の学生服を着てみたかったということだった。
<スカした格好>
詰襟(つめえり)の学生服は便利だった。
これ一つで、冠婚葬祭がこなせたからだ。
そして就職活動にも愛用した。
また、ちょっとカラーのホックを外せば、当時で云うところの”スカした格好”
<学生時代>
実は当初は私立のブレザータイプの制服の学校へ行くかもしれないと思っていた。
だが、公立高校の方が先に発表され、こちらに合格したため黒の学生服となった。
文化祭が終わった後夜祭で、学生服が輪になって歌われた
<学ラン>
詰襟タイプの男子学生服は学ランとも呼ばれる。
学ランの「ラン」は和蘭陀の「ラン」を指し、江戸時代に洋服を蘭服と呼んでいたことに由来するという説がある。
つまり呉服(中国由来のスタイルの服=今で言う和服)に対しての蘭服(西洋の服)として、蘭学同様鎖国中は和蘭陀が西洋全てを代表する名前となっていたためである。
その後隠語として生き続けた後、昭和50年代にマンガで使用されてから再び表舞台でも使われるようになった
(参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
今時、こんな便利な服はないかもしれない。
特にネクタイを絞める機会がほとんど無くなった今となっては、これに変わる服はないのである。
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