【助かるドライブ】
以前サラリーマン時代、地方へ転勤した時は、車は日常の足として必需品だった。
だが、東京へ帰ってきてからは元々あまり車の運転が得意ではなかったし、維持費が馬鹿にならなかったので処分してしまった。
ところが年に数回、お彼岸・葬儀等の法事で東京から千葉のお墓へと出かける際、荷物が多い時や、足腰の弱い家族や親類が一緒の時は、レンタカーを借りて車で行くことになってしまった。
年に数回という久々の運転、しかもレンタカーということで慣れない車、さらに車にはどんどん新しい装置や機構が取り付けられていくという戸惑いまでおまけされる。
車の改良のほとんどが、安全と便利のためなのだろうが、鍵のロックが解除できないとか、いつまでも警報が消えないとか、フット式のハンドブレーキに迷うとか・・・
さらにはどうしても車の混雑する都心部を抜けていかなくてはならないという宿命に加えて、道路状況も半年経つとかなり変わってしまうのである。
こんな不安と恐怖の中のドライビングではあるが、”冷静に”、”安全に”と、同乗者にはその気振りも見せないようにしなければならず、精神的にも疲れてしまう。
ただ、ありがたかったのはカーナビが付いたことと、ETCカードが利用できることである。
正直、これまた機種ごとに操作を覚えるのはやっかいなのだが、カーナビがあるとうろ覚えの道順の記憶を探るには大変助かるのである。
しかも、例の土日祝日に千円で高速を利用できるという制度になってから、ETCカードを利用するという便利さを知った。
ETCの装置は、既にレンタカーに取り付けられているので、装置の品切れに縁がなく、利用予定日にETCカードが間に合った。
それでも、実際はどういう流れで料金所を通過できるのか、言葉では聞いていても不安だった。
中には、ゲートが開かない内に突破してしまう車もあると聞いてなおさらだった。
だが、案ずるより生むがやすしで、ETC専用ゲートにゆるゆると近づくと、まるでコンニチハと挨拶されているようにゲートが開いたのだった。
何だか少しレンタカーによるドライブが楽しくなってきたようだ。
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