2011年10月10日月曜日

切絵図の町並み

東京の快適な一人暮し 快適な居住地域35
【切絵図の町並み】

 池波正太郎の時代小説を読んでいるとよく江戸の町並みを思い浮かべる。
 いずれ、江戸*切絵図と現代の地図を片手に、小説のイメージのままに追い、散策したいと思っている。

 *切絵図
  江戸~明治に製作された区分地図。
  実測図ではなく,大判図を等面積に切ったものでもなく,形状に応じた図取りで方位も一定しない。

 今は亡き父母の遺品整理の中で見つかった子供の頃の古い写真を見てみるとと、そこかしこに古い町並みが写っていた。
 現在も同じ市に住んでいるのだが、自分の生まれた場所は1階が定食屋で、2階が美容室となっている。

 元々は、母の実家に近い場所だったのだが、そこもまた大きな高層マンションに変貌していた。
 道路の幅は別にして、今の町並みにその当時の面影はほとんどない。
 
 だが、古い写真のいくつかを並べてみると、まるでそれが切絵図を見ているかのように、イメージの中で町並みを再現してくれるのである。
 幼馴染にでも呼びかけて、それぞれに風景写真を持ち寄ると、もっと正確なイメージが湧き上がるのではないかと思う。 
 
 町並みのイメージは、そのまま遠く懐かしい思い出につながり、そんな同窓会もいいものだと思うのである。

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