現在住んでいる所に小さな肉屋さんがある。
「メンチカツを2枚お願いします」
こう言うとこの店の主は、早速揚げるための大きな油槽に火を入れる。
実は、店の陳列ケースの中には、まだ、数枚のメンチカツが残っているのである。
にもかかわらず、新たに作るのは、できる限り揚げ立てを食べてもらいたいという信念のようなものがこの店の主にはあるらしい。
そう言えば、現在のような
・コンビニ
などない時代、
「すみませーん、ちょっといいですかー、○○○が欲しいのですがー」
というような声で、早朝・深夜、そして正月以外無休であったはずのその正月さえも、小さな食料品店を営んでいた父は、買い物忘れの人、調味料を切らした人、夜の街で働く人等々・・・そういう人々の声に応えていた。
また、子供の頃、家で薬を切らした時、私ももはや閉まっている近所の薬屋さんへ駆け込んだりした覚えがあった。
現在テレビで放映されている
・
でもよく明るく元気な商店街が紹介され、何だかそこを歩くだけでウキウキしてしまいそうな気分を味わうことができる。
あまり買い物好きとは言えない私であるが、できれば人情味あふれる商店のある街に住みたいものだ。
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